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毎年、年長のふじ組は大村のとりかぶと自然学校へキャンプに行き、いろいろな体験をしてきます。宿泊施設の広場で陣取りが始まると、のびのびと走り回って、『やった!(陣を)取った!』『もう1回したい!』とみんなやる気満々で、活き活きと遊びこんでいました。
みんなが楽しみにしていた川遊び。想像していたよりも、水が冷たくて、子どもたちはびっくり。初日と2日目は足先だけつけていましたが、3日目の川遊びでは、すべすべの岩を滑り台にしたり、腰くらいの深さでぴょんと飛び込んだり、おもいきり楽しんでいました。水たまりで、つかまえたアカハライモリやカニを放して、『くねくね泳いでる』『あれ、カニどこに隠れたのかな?』と、生き物の姿を観察する子どもたちの姿も見られました。足の生えたオタマジャクシを、『いまからカエルになるんだよね』『この子は、手もあるよ』とのぞき込んだり、川魚を捕まえたりしました。
自分たちで割ったすいかわりのスイカは、とてもおいしくて、おかわりして食べました。半屋外のスペースでは、お皿を洗ったり、おにぎりを握ったり、自分たちでできることをがんばりました。キャンプ場のお兄さんが火をおこして、大きな鉄板でじゅうじゅうと焼いてくれた焼きそばを『いいにおい!おいしそう!』と嬉しそうに眺め、『おかわりしていい?』とお腹いっぱい食べました。
広い敷地内で探検したり、キャンプファイヤーや花火もしました。キャンプファイヤーに火をつけると『なんだか熱い』と少し離れていた子どもたちも、ダンスやじゃんけん列車をして、火が小さくなるにつれ、『火の中にホタルがいるみたい』『赤いホタルだね』と、少し近づいて、火の粉をじっと眺めていました。岩の露天風呂は、大きくて温かくて、『また入りたい』特別なお風呂でした。濡れたアクアシューズにトンボがとまって羽を休めているのを見つけて、『休憩中かなぁ』とつぶやいたり、『いっしょ行こう』『引っぱってやるけん』とお友達と手を取り合って坂道を登ったり、仲間といっしょにひとまわり大きくなれた3日間でした。